2025年11月21日更新山梨県内の高年齢労働者における労働災害発生状況と防止対策 高年齢労働者の安全と健康確保のために
働く高年齢労働者が増えています。総務省の調査によると、65歳以上の就業者数は過去10年間で約1.5倍に増加しています。
山梨労働局によれば、山梨県内における令和6年の死傷者(コロナ除く休業4日以上)のうち、31.1%が60歳以上であり、死亡災害については、平成27年以降に発生した69人のうち約4割が60歳以上であり、高年齢労働者による労働災害の増加、重篤化が懸念されています。また、高年齢になるほど身体能力の低下等により、若年層に比べ、労働災害発生率が高く、休業も長期化する傾向があります。各事業場におかれましては、「エイジフレンドリーガイドライン」に基づく取組を進めていただくとともに、高年齢労働者を含め、労働災害防止に向け、労使一丸となって、職場環境改善や安全衛生教育等を推進してください。
なお、山梨さんぽセンターでは、高年齢労働者にも多く見られる「転倒災害」「腰痛」予防のための無料出張支援を行っています。理学療法士や健康運動指導士が職場を訪問し、行動災害防止対策の取組を支援しておりますので、併せてご活用ください。

高年齢労働者の安全衛生対策(山梨労働局) リーフレット(4ページ版)
(令和7年度エイジフレンドリー補助金の
申請受付は終了しています)




